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「下津蔵出しみかんシステム」農業遺産認定を目指して

海南市では、約400年にわたり、急傾斜地を利用し、みかんを中心とする果樹栽培で暮らしを支えてきた「下津蔵出しみかんシステム」の農業遺産認定を目指し、取り組みを進めています。

下津蔵出しみかんシステムとは・・・

1. 日本のみかん栽培発祥の地である和歌山県海南市下津地域では、平地の乏しい急傾斜地にあって、
 約400 年にわたり、みかん栽培を中心とする農業で暮らしを支え、有数のみかん産地を形成してきまし
 た。

2. 先人達は、長年の試行錯誤によって、収穫直後のみかんを園地内の貯蔵庫で熟成し、絶妙な糖酸バ
 ランスにする「蔵出しみかん」技術を生み出しました。

3. 山頂付近には雑木林を残すことで土砂流出を防ぎ、段々畑すら作れない急傾斜地では、地形をその
 まま利用し、草生栽培でびわを栽培するなど、地形・地質に応じた土地利用を行ってきました。

4. このような生産活動を通じて、地域独特の景観や、みかんにまつわる多様な文化、里山・ため池が本
 来有する生態系などが生まれ、継承されてきました。

5. 地域資源を最大限に活用するこの農業システムは、「未来につながる持続可能な農業や暮らし」を実
 現した、日本はもとより、世界に誇るべきものです。

蔵出しみかんシステムの概要

下津蔵出しみかんシステム日本農業遺産推進協議会を設立しました!

みかん栽培発祥地の急傾斜地を利用した伝統栽培という「しもつ蔵出しみかんシステム」の日本農業遺産認定を目指すため、ながみね農業協同組合、和歌山県、海南市等、関係機関が連携し、5月24日に「下津蔵出しみかんシステム日本農業遺産推進協議会」を設立しました。
今後は、平成31年3月の日本農業遺産認定に向け、様々な取り組みを進めてまいります。

日本農業遺産とは

 我が国において重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、日本農業遺産の認定基準に基づき農林水産大臣が認定を行う制度です。平成29年3月、8地域が初めて日本農業遺産に認定されています。

日本農業遺産に認定されると

・国内での知名度が上がることによる農産物のブランド力強化
・収穫体験等による都市と農村の交流推進
・伝統文化資源の保全促進
・本地域の農業システムの重要性や地域の良さを地域住民が再認識し、地域の活性化
 や産業振興等に寄与する

今後のスケジュール

6月20日    申請書締切
9月~11月  審査委員による現地視察
H31年1月   プレゼン審査(農林水産省)
H31年3月   日本農業遺産認定

外部リンク

日本農業遺産とは(農林水産省ホームページ)

農業遺産認定申請書を農林水産省に提出しました

 平成30年6月19日(火曜日)に農林水産省近畿農政局に農業遺産申請書を提出しました。
 申請書の作成にあたり、地域の皆様からは、みかんの貯蔵技術、びわ栽培の歴史、ため池・用水の管理方法、農業文化及び地域活性化の取り組み等について、熱心にお話しをお聴かせ頂き誠に有難うございました。
 書類審査の後には、現地調査及びプレゼン審査が控えていますが、これからも地域一丸となって認定を目指してまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

柑橘生産講演会で農業遺産について研修しました!

 平成30年6月25日(月曜日)にJAながみねで開催した「柑橘生産講演会」にて、農業遺産について研修を行いました。
 また、JAながみねが実施している摘果講習会の会場においても、農業遺産認定を目指した現在の取り組みについて、JAの職員、市職員、県職員がご説明をさせていただくなど、地域の皆様にご理解をいただき、ともに農業遺産認定に向けた取り組みを進めていきたいと考えています。(約30会場)

演 題:生きるための知恵と技~下津の蔵出しみかん 日本農業遺産認定に向けて~
講演者:和歌山大学 システム工学部 養父 志乃夫教授

お問い合わせ先
まちづくり部 産業振興課 農林水産係
〒642-8501
海南市南赤坂11番地
電話:073-483-8464
ファックス:073-483-8466
メール送信:sangyosinko@city.kainan.lg.jp

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