現在の場所

福勝寺本堂・求聞持堂

福勝寺本堂・求聞持堂

熊野古道橘本王子の西北、桜の古木に囲まれた長い石段を登った所に岩屋山金剛寿院福勝寺があり、弘法大師が開基といわれ高野山真言宗に属している。本堂は桁行、梁間ともに三間で寄棟造、本瓦葺である。内部は正面 側一間通りを外陣とし、後方二間を内陣とし、この間に引き違いの格子戸があったと思われるが今はない。トキョウは和様三つ斗で中備に菱形の間斗束を納め、軒は一軒繁垂木となっている。内部の天井は鏡板天井で、須弥檀は後代に塗り替えられているが、高欄を除く以外は当初のものと見られ、厨子は葵の紋入りで江戸時代のものである。建立の年代は、堂内の墨書に「永正九」(1512)とあるからそれ以前のものと思われる。  求聞持堂は虚空蔵求聞持の法という真言密教の行法を行う堂で、紀州藩初代藩主頼宣が慶安三年(1650)に建立した。鐘楼も同年代頃のものと思われる。

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