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地蔵峰寺石造地蔵菩薩坐像

地蔵峰寺石造地蔵菩薩坐像

総高3m余りの大きな地蔵尊で、本堂の内陣一杯を占有している。本体と光背を砂岩の一材で彫刻し、台座は地山をはった岩盤に数個の石を寄せて造っている。像は法衣をまとい左手に宝珠を、右手に錫杖を執って坐し、光背は舟形で頭光の頂に如来像を、身光の左右に合掌印の地蔵菩薩立像を各1躯ずつ刻出している。台座は四重蓮華座で方形の基壇上にある。緻密な彫刻に適する砂岩であるうえ、彫刻はまことに鮮やかで、特に面部の眉から鼻にかけてのくっきりとした稜線・眼瞼・錫杖頭のなめらかな仕上げは清涼な印象を与える。光背裏面には次の陰刻銘がある。

「勧進聖揚柳山沙門心静 元享三年(1323)葵亥十月 廿四日大工薩摩権守行経」

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