企業防災におけるBCP(事業継続計画)の策定について

更新日:2021年05月11日

近年、日本各地で大規模自然災害が頻発しており、台風や豪雨などの気象現象は、過去の経験則が通じないほど激甚化する傾向にあります。

また、新型コロナウイルス感染症のまん延は、企業活動への多大な影響を与えています。

このような緊急事態により、企業活動を停滞させないためには、BCP(事業継続計画)の策定が有効な手段となります。

BCP(事業継続計画)とは

BCP(Business Continuity Plan)とは、企業等が自然災害、大火災、感染症等の突発的で不測な事態に遭遇した際にも、事業資産の損害を最低限にとどめ、中核となる事業の継続、あるいは早期復旧を可能にするための方針、体制、手順等を定めた計画です。

従来の防災計画では、人命や経営資源を守ることが中心として考えられてきたことに対し、BCPはそれらに加え、重要業務の選定や、復旧時間の設定など経営戦略としての視点が盛り込まれていることが特徴です。

BCP策定のメリット

災害発生時に早期復旧が可能となることで、顧客の流出や、企業評価の低下を防ぐことができます。

また、策定作業を進める中で、自社の経営管理の再確認や、経営実態の把握につながります。

BCPの策定をすることで、リスク対策がとられている企業として、取引先からの信頼が高まります。

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