セアカゴケグモにご注意
セアカゴケグモは熱帯地方等に分布し、元来国内では生息しないクモですが、平成8年、和歌山市内の小学校で発見されました。
セアカゴケグモはおとなしい性格で、攻撃的ではありませんが、毒を持っているので素手ではつかまえないようにしてください。
素手で触るなどしない限り、咬まれることはありません。
体の特徴
- 成体のメスは10~15ミリメートル(脚は除く)。
- 全体的に黒色で、特に腹部背の部分に赤色の帯状の模様があるのが特徴です。
- オスは3~5ミリメートルで、オスによる咬傷事例はないとされています。
生息場所
側溝の側面や側溝のふたの裏側や花壇まわりのすき間など
駆除方法
見つけた場合、市販の殺虫剤をかけるか、底の厚い靴で踏みつぶして駆除してください。ただし、卵には殺虫剤はあまり効かないので、靴で踏みつぶしてください。
咬まれたときの処置
- 咬まれたときは、水でよく洗い流し、病院で治療を受けてください。
- 咬まれた部分のまわりが腫れて、悪化すると四肢の痛みや腹痛、けいれんなどが現れることもあります。
- 治療するときは、病院にクモを持参すると、適切な治療につながります。
対策として
庭の掃除や花壇の手入れをするときは手袋をするようにし、また、生息しそうな場所は巣を作らないようこまめに掃除しましょう。
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更新日:2021年03月01日