(趣旨)

第1条　この規則は、消防吏員に貸与する被服その他の物品(以下「貸与品」という。)について必要な事項を定めるものとする。

(貸与品の品目、数量及び貸与期間)

第2条　貸与品の品目及び数量は、別表のとおりとする。

(貸与品の帰属)

第3条　貸与期間の満了した貸与品は、それぞれ貸与品の貸与を受ける消防吏員(以下「被貸与者」という。)に帰属するものとする。

(貸与品の使用及び管理)

第4条　被貸与者は、公務に従事する場合において、貸与品を常に着用しなければならない。

(費用弁償及び再貸与)

第5条　被貸与者は、貸与期間中の貸与品を破損し、又は亡失した場合には、弁償しなければならない。ただし、故意又は重大な過失なくして破損し、又は亡失したと認められる場合は、再貸与することができる。

(貸与品の返納)

第6条　被貸与者は、次の各号のいずれかに該当したときは、貸与品の全部又は一部を速やかに消防長に返納しなければならない。ただし、特別の事情がある場合には、この限りでない。

(数量の増減等)

第7条　消防長は、特別の事由があると認めるときは、第2条の規定にかかわらず、貸与品の数量を増減し、又は貸与期間を延長し、若しくは短縮することができる。

(着用状況の監督等)

第8条　所属長は、貸与品の着用状況について常に所属職員を監督するとともに、随時その管理状況について検査を行うものとする。

(記録)

第9条　消防長は、貸与品台帳(別記様式)を備え必要事項を記入し、貸与又は返納等の状況について常に明確にしておかなければならない。

(その他)

第10条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、消防長が別に定める。