(趣旨)

第1条　この条例は、公職選挙法(昭和25年法律第100号。以下「法」という。)第172条の2の規定に基づき、海南市議会議員(以下「議員」という。)及び海南市長(以下「市長」という。)の選挙における選挙公報の発行に関し必要な事項を定めるものとする。

(選挙公報の発行)

第2条　海南市選挙管理委員会(以下「委員会」という。)は、議員及び市長の選挙が行われるときは、候補者の氏名、経歴、政見、写真等を掲載した選挙公報を選挙ごとに1回発行するものとする。

(掲載文の申請)

第3条　候補者が選挙公報に氏名、経歴、政見、写真等の掲載を受けようとするときは、その掲載文及び写真を添えて、当該選挙の期日の告示があった日に委員会に文書で申請しなければならない。

(選挙公報の発行手続)

第4条　委員会は、前条第1項の申請があったときは、掲載文を原文のまま選挙公報に掲載しなければならない。

(選挙公報の配布)

第5条　選挙公報は、当該選挙に用うべき選挙人名簿に記載された者の属する各世帯に対して、選挙期日の前日までに配布するものとする。

(選挙公報の発行中止)

第6条　法第100条第4項の規定に該当し投票を行うことを必要としなくなったとき又は天災その他避けることのできない事故その他特別の事情があるときは、選挙公報発行の手続は、中止する。

(申請等の時間)

第7条　この条例又はこの条例に基づく規程により、委員会に対してする申請その他の行為は、午前8時30分から午後5時までの間にしなければならない。

(委任)

第8条　この条例に定めるもののほか、必要な事項は、委員会が別に定める。