現在の場所

地蔵峰寺本堂

地蔵峰寺本堂

当時は藤代王子より熊野古道を登った峠にあり、「峠の地蔵さん」と呼ばれ、大きな石造地蔵菩薩が本尊として安置されている。現在は藤白山延命院地蔵峰峠と称し天台宗に属し和歌浦雲蓋院末になっている。創建の時代は詳らかでないが、永享10年(1438)の寺の古文書によると、真言律宗に属し寺域も方八町に及び僧徒も相当数在住していたと思われる。本尊の造られた元享3年(1323)の頃はまだ建物はなく八角形の覆屋根程のものであったと想像される。この本堂の建立時期は明確な資料はないが、正面 側柱に「永正十」(1513)の刻書があり、これは落書とおもわれるがこの頃の建立と思われる。建物は桁行、梁間ともに三間寄棟造り本瓦葺で、禅宗様の影響が濃厚で、木製礎盤に円柱を立て、柱頭は粽、柱上の出三ツ斗は和様であるが、中備は双斗で柱間二ヶ所ある。内陣天井は鏡天井で周囲1間は化粧天井となっている。

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