秋に釣れる魚

更新日:2021年03月01日

アジ(マアジ)

スズキ目アジ科。秋アジは、脂がのっていてうまいとされている。干物や塩焼き、タタキ、刺身、フライなど様々な料理法で堪能できる魚。旬は夏である。夏から秋にかけて、サビキ仕掛けのコマセ釣りがポピュラー。餌は、オキアミ・シラス・イワシのすり身等。口が切れやすいので、ヒット後も注意。

マダイ

スズキ目タイ科。体は楕円形で平たい。尾ビレの先が黒くフチ取られているのが特徴。めでたい魚とされ祝い魚として日本では、なじまれている。刺身はこりこりとした歯ごたえでとてもおいしい。特に、皮付きの身の皮の部分に熱湯をかけ、氷水で冷やし、刺身にした松皮造りはおいしい。コマセ釣りがポピュラーである。

スズキ

スズキ目スズキ科。出世魚のひとつ。セイゴ~ハネ~スズキやコッパ~セイゴ~フッコ~スズキ等、地方によって成長過程の名称が違う。洗いで食べるのがおいしい。その場合、鮮度が大事で釣り上げたら血抜きをするなどして、鮮度を保つようにするのが良い。塩焼きや煮付けもおいしい。ヒットしたスズキはジャンプするので、ルアー釣りなどで楽しむのも良い。

カサゴ

カサゴ目フサカサゴ科。関西ではガシラと呼ばれている。姿はごつごつした強面の魚である。しかし、白身で上品な味である。刺身や鍋物、煮付け、唐揚げ、焼き物などどの様にしてもおいしくいただける。岩場やテトラポットに根付いており、同じ場所に何匹もいることが多いので、1匹つれたら同じポイントに。餌は、ゴカイ等、イカや魚の切り身、エビ等。岩場に逃げ込むため、根がかりしやすいので注意。

カワハギ

フグ目カワハギ科。菱形で扁平なかたちをしている。調理するときは、皮を剥いでから行うため「皮剥」の名前が付いた。身は、薄桃色で淡泊で上品な味わい。身に弾力があるので、刺身の場合は薄造りがよい。鍋物や煮付けにしても良い。肝が大変おいしい。カワハギは口が小さいため、釣り針が掛かりにくく、餌だけとられることが多い。

メバル

カサゴ目フサカサゴ科。目は大きく、目の下に突起物がある。旬は春で、淡泊で柔らかい白身で煮付けにするととてもおいしい。他に塩焼き、唐揚げ、鍋物等もおいしい。波の穏やかな、早朝、夕刻がつれやすい。浮き釣りがやさしい。メバルは動くものに敏感なので、竿を動かし、餌が動くようにすると良い。ハリスは細いものを選ぶと良い。

カンパチ

スズキ目アジ科ブリ属。かたちはブリ等に似ているが、背中が赤灰色をしているので、見分けられる。刺身、寿司等で食べるのがおいしい。塩焼き、照り焼きも良い。ツバスアオリイアオリイカ軟体動物門頭足網ジンドウイカ科大きな半円形のヒレを持つ。肉質は半透明。身は甘味があり、歯ざわりもよくおいしい。刺身、寿司、焼き物にすると良い。疑似餌や、ルアー釣りで。

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