(趣旨)

第1条　この規程は、海南市民病院看護職員修学資金貸与条例(平成21年海南市条例第12号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規程で使用する用語の意義は、条例において使用する用語の例による。

(申請手続)

第3条　修学資金の貸与を受けようとする者は、修学資金貸与申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて管理者に提出しなければならない。

(貸与の可否の通知)

第4条　管理者は、修学資金の貸与の申請があったときは、貸与の可否を決定し、当該申請者に通知するものとする。

(保証人)

第5条　条例第5条に規定する保証人は、2人とする。

(修学資金借用証書の提出)

第6条　修学資金の貸与の決定を受けた者は、当該決定の通知を受けた日から15日以内に保証人と連署のうえ修学資金借用証書(様式第3号)を管理者に提出しなければならない。

(修学資金の一括交付)

第7条　修学資金は、原則として3箇月分を一括してそれぞれその最初の月に交付するものとする。ただし、年度当初の交付については最後の月とする。

(修学資金の交付の停止等)

第8条　修学資金の貸与の決定を受けた者が休学したときは、休学した日の属する月の翌月分から復学した日の属する月の分までの修学資金は交付しないものとする。

(返還の債務の当然免除)

第9条　条例第8条の規定による修学資金の返還の債務の当然免除を受けようとする者は、その理由が生じた日から起算して15日以内に修学資金返還当然免除申請書(様式第4号)を管理者に提出しなければならない。

(修学資金の返還方法)

第10条　条例第9条の規定による修学資金の返還を要する者は、保証人と連署のうえその理由が生じた日から起算して15日以内に修学資金返還計画書(様式第5号)を管理者に提出しなければならない。

(返還の債務の履行猶予)

第11条　条例第10条の規定による修学資金の返還の債務の履行猶予を受けようとする者は、修学資金返還猶予申請書(様式第7号)を管理者に提出しなければならない。

(返還の債務の裁量免除)

第12条　条例第11条の規定による修学資金の返還の債務の裁量免除を受けようとする者は、修学資金返還裁量免除申請書(様式第8号)を管理者に提出しなければならない。

第13条　条例第11条第1号に規定する相当期間は、修学資金の貸与を受けた期間に相当する期間以上の期間とする。

(学業成績表等の提出)

第14条　修学資金の貸与の決定を受けた者は、毎年5月10日までに次に掲げる書類を管理者に提出しなければならない。

(届出)

第15条　修学資金の貸与の決定を受けた者は、修学資金の貸与を辞退しようとするときは、修学資金辞退届(様式第9号)により管理者に届け出なければならない。

第16条　修学資金の貸与の決定を受けた者が、看護職員養成施設を卒業後引き続き他の看護職員養成施設に入学したときは、遅滞なく、入学届(様式第13号)を管理者に届け出なければならない。

(報告の要求)

第17条　管理者は、必要があるときは、修学資金の貸与の決定を受けた者に対し、修学資金の貸与の目的を達成するために必要な報告を求めることができる。

(その他)

第18条　この規程に定めるもののほか、修学資金の貸与に関し必要な事項は、別に定める。