津波からの避難について

更新日:2023年12月27日

津波避難の心得

   津波から身を守るためには、津波が想定されるエリアから外側に、より早く、より安全な場所に避難することが重要です。
   緊急時に備え、日頃から「海南市地震・津波ハザードマップ」や「かいなんMAP」で、津波浸水想定区域を確認し、ご自宅や勤務先などの津波避難場所や避難経路、避難に要する時間を確認しましょう。

津波避難の3原則

1. 想定にとらわれるな
   ハザードマップの津波浸水域は、1つの想定にすぎません。実際には想定どおりの津波が来るとは限りません。

2. 最善をつくせ
   次に来る津波は実際どこまで浸水するかわかりません。その時に考えられる最善を尽くしましょう。

3. 率先避難者たれ
   まずは自分の命を守り抜いてください。あなたが率先して避難することで、その姿を見た多くの人も避難します。

津波浸水想定区域

   「海南市地震・津波ハザードマップ」や「かいなんMAP」で津波浸水想定区域を確認しましょう。

   本市の津波浸水想定区域は、和歌山県が津波災害警戒区域に指定しています。
   津波災害警戒区域等にいるときに強い揺れ(震度4程度以上)又は長時間ゆっくりとした揺れを感じた者は、気象庁の津波警報等の発表や市町村からの避難指示の発令を待たずに、各自が自主的に速やかに避難行動をとることが必要です。

※「海南市地震・津波ハザードマップ」や「かいなんMAP」は、平成25年に和歌山県が作成した「津波浸水想定図(南海トラフ巨大地震、東海・東南海・南海3連動地震)」を基に市が作成したものです。

津波時の指定緊急避難場所(津波緊急避難ビル含む)

災害対策基本法第49条の4に基づき指定している指定緊急避難場所です。

   津波避難場所とは、津波から命を守るために緊急的に避難する場所です。(安全レベル★★★)
   津波緊急避難ビルとは、津波到達までに津波浸水域外に避難できない方が緊急に避難する建物です。(安全レベル★)

津波避難先の安全レベルについて

和歌山県では、津波避難先について、安全レベル(1~3)を設定しています。
※まずは、津波浸水域区域外の「レベル3」を目指してください。
※浸水の危険がある地域で「レベル2・3」に避難する時間がない時は「レベル1」に逃げてください。

<津波避難先の安全レベル>
レベル3(★★★) 浸水の危険性がない地域で、より標高が高くより、より浸水想定区域から離れた安全な場所
レベル2(★★) 浸水想定近接地域で、「レベル3」に避難する余裕がない場合の緊急避難先
レベル1(★) 浸水の危険性がある地域で、時間的に「レベル2・3」に避難する余裕がない場合の緊急避難先

指定避難所(津波浸水想定区域外)

   災害対策基本法第49条の7に基づき指定している津波浸水想定区域外の避難所(福祉避難所含む)です。

津波の基礎知識

海南市津波避難計画

関連リンク

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海南市南赤坂11番地
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