議会の審議

更新日:2025年03月28日

定例会と臨時会

市議会は、定例会と臨時会に分けられます。

海南市議会の定例会は、条例の規定により毎年4回招集することになっており、市長が招集します。

定例会の招集時期は、概ね3月、6月、9月、11月に招集されるのが例となっています。

臨時会は、必要がある場合に、その事件(議案のほか、会議において議決やその他の方法により処理されるべきことがら)に限り招集されます。

なお、本会議及び臨時会の会議録は、下記のページから閲覧することができます。

本会議

議会の会議には、本会議と委員会があります。本会議とは、全議員で審議する会議のことをいいます。

議会の権能(権限)は、本会議に認められており、法律上要求される議会の議決は、本会議で行われなければ法的な効力は生じません。

本会議は、議会における選挙で選ばれた議長が主宰し、法律や規則に定められたルールによって運営されます。

委員会

委員会は、議会の内部機関であり、本会議の審議の前段階として予備審査を行うための機関です。

委員会の種類には、常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会があります。

常任委員会及び議会運営委員会は、その所管に属する事務に関する調査を行い、議案、請願、陳情等を審査します。特別委員会は、必要のあるときに議会の議決で設置され、付議された事件を審査又は調査します。
 

常任委員会

議会に常に設置されている委員会で、海南市議会には5つの常任委員会があります。議員は少なくとも1つの常任委員会に所属することになっていて、定められた所管事項について、それぞれ専門的に審査を行います。

各常任委員会における定数及び所管について
委員会名 定数 所管
総務委員会 6人 総務部、出納室、選挙管理委員会、監査委員、公平委員会、固定資産評価審査委員会、消防本部・消防署及び消防団の所管に関する事項、他の委員会の所管に属さない事項
建設経済委員会 6人 まちづくり部、水道部、医療センター、農業委員会の所管に関する事項
教育厚生委員会 6人 くらし部、教育委員会の所管に関する事項
予算決算委員会 17人 予算及び決算(地方公営企業の剰余金の処分に関することを含む。)に関する事項
議会広報委員会 8人 議会だより、議会のホームページ、その他議会の広報に関する事項


議会運営委員会

議会の運営に関すること、会議規則や委員会条例に関すること及び議長の諮問に関することについて協議するとともに、議会運営委員会の所管に関する議案、陳情等を審査します。
 

 

議案審議(審査)の順序

議案審議は、概ね次の順序で行われます。

本会議での提案説明から委員会付託までの流れ

本会議

での審議

1 提案説明 提案者(市長等)が議案の提案理由を説明します。
2 質疑 議案について疑問に思われることを議員が提案者に聞きます。
3 委員会付託

議長が議案の詳細な審査を常任委員会に任せます。
(委員会付託を行わないで、「10.討論」に進む議案もあります)

常任委員会での提案説明から表決までの流れ

常任委員会

での審査

4 提案説明

委員からの求めにより、提案者が議案の提案理由を説明します。(本会議の提案説明と同じ場合は省略されています)

5 質疑

議案について疑問に思われることを委員が提案者に聞きます。

6 討論

議案に賛成か反対か、各委員が自分の意見を言います。

7 表決

議案に賛成か反対か、常任委員会として意思表示します。

本会議での委員長報告から表決までの流れ

本会議

での審議

8 委員長報告

各常任委員長が、委員会での審査内容(経過と結果)を報告します。

9 委員長報告

  に対する質疑

各議員が、自分が所属していない常任委員会の委員長報告について、疑問に思われることを委員長に聞きます。
10 討論 議案に賛成か反対か、各議員が自分の意見を言います。
11 表決 議案に賛成か反対か意思表示します。
これが議会としての最終的な意思決定になります。

 

一般質問

一般質問とは、市政全般について執行機関に対し、口頭で説明を求め、所信を問いただすことをいいます。

海南市議会では、開会日に市長から提出議案について説明を受け、議案精読のため休会しますが、再開後個々の議案について審議する前に一般質問を行うことになっています。


 

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