資源集団回収事業について
資源集団回収とは
私たちは日常生活を送る中で、少なからずごみを排出しています。海南市の市民1人当たりのごみ排出量は年間約300キログラムにものぼります。
ごみの多くは焼却処理を行っていますが、焼却に際しては地球温暖化の原因となる二酸化炭素が排出される問題も引き起こします。また、焼却しても焼却灰や残渣等が残り、最終的な処分も必要となります。これを埋める埋立地にも限界があり、いつまでも埋め続けることはできません。ごみ問題は私たちの生活に深く関わっている身近な問題です。
このようなごみの問題を解決するためには、ごみそのものを生み出さない、繰り返し使用する、それでも出るごみは資源として再利用するなど、極力4Rに基づく取り組みを推進し、ごみを出さない循環型社会を作り上げていくことが重要となっています。
海南市では、それでも出るごみを有効活用するため、自治会などの団体が古紙などの資源を集め、それを回収業者に引き取ってもらい、リサイクルを進めていく活動(資源集団回収)に対して補助金を交付しています。
資源集団回収のための準備
- 地域の皆さんで団体をつくってください。
自治会や町内会のほか、営利を目的としない団体であれば、「何々の会」といった任意の団体でも大丈夫です。 - 団体の代表者を決めてください。
- 補助金の交付は振込みですので口座をご用意ください。(個人の口座は避けてください。)
- 集める資源、実施日、集積場所を決めてください。
- 回収日や集積場所を相談して、資源を回収してくれる業者を決めてください。
補助対象となる資源
- 紙類(新聞紙、ダンボール及び雑誌)
- 紙パック(内側にアルミコーティングしているものを除く。)
- シュレッダー紙
- 飲料用アルミ缶
- 飲料用スチール缶
- 古布類
資源集団回収の流れ
- 実施団体として市へ登録
【必要なもの】
はんこ
資源集団回収実施団体登録申請書
相手先登録申請書 - 資源回収の実施(回収した資源の受領書(仕切書)をもらってください)
- 年度末に実績報告書類と受領書等を市へ提出
【必要なもの】
はんこ
補助金交付申請書
資源集団回収実施状況報告書
回収業者が発行した受領書
資源集団回収補助金交付請求書 - 補助金の交付
資源の重量に1キログラム当たり4円を乗じて得た額を交付します。
1団体の年度内補助金は50万円が限度です。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2023年08月12日