サル痘について

更新日:2023年05月12日

サル痘は、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属のサル痘ウイルスによる感染症です。

感染症法では4類に位置づけられており、サル痘の患者を診断した医師は、ただちに最寄りの保健所に届出を行うこととされています。

2022年5月以降、従前のサル痘流行国への海外渡航歴のないサル痘患者が世界各地で報告されていますが、2023年3月時点では全体の症例の報告数は減少傾向にあります。

国内では、2022年7月に1例目の患者が確認され、その後散発的に発生が報告されていましたが、2023年に入り患者の報告数が増加しています。

サル痘はどのような病気ですか?

  • サル痘はウイルスによって感染する病気です
  • 一般的には発熱や発疹(ほっしん)、リンパ節のはれ等の症状がみられますが、 多くの場合、数週間で自然になおります

どのような症状に注意すればよいですか?

  • 体の部位に関係無く、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください (特に顔、口、手足、肛門、性器、臀部(尻)での発生に注意してください)
  • その他、発熱、頭痛などの症状が見られる場合があります
  • 水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります

サル痘はどのように感染するのですか?

  • 主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含 む)、患者と近くで対面し、長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します

サル痘を疑う症状があった場合はどうすればよいですか?

  • サル痘を疑う症状が見られた場合、最寄りの医療機関に相談してください
  • 医療機関を受診する際には、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等 の対策をした上で受診してください
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