下津第一中学校・下津第二中学校 統合推進検討会の検討状況について

更新日:2024年03月19日

   下津第一中学校及び下津第二中学校の統合に向けて、生徒に活力ある学習環境を提供できるよう、学校、保護者及び地域が一体となり円滑な新しい中学校づくりを推進し、所要の準備を行うため、下津第一中学校・下津第二中学校統合推進検討会を設置し、検討を進めています。
   このホームページでは、下津第一中学校・下津第二中学校統合推進検討会の検討状況等について掲載します。

大切なお知らせ

   令和5年4月に策定した下津第一中学校、下津第二中学校統合実施計画では、令和8年4月に現在の下津第二中学校の校舎で統合し、令和8年度の早いうちに海南下津高等学校跡地に新校舎が完成し次第、新校舎に移る計画としておりましたが、旧校舎除却に伴うアスベスト除去と学校敷地かさ上げのため、当初の想定よりも工期が延伸し、新校舎へ移る時期が年度末になる見込となったことから、統合時期を新校舎完成後の令和9年4月に変更します。
   ご理解をいただきますよう、宜しくお願いします。

 

第1回下津第一中学校・下津第二中学校統合推進検討会(全体会)

実施日時等

日時:令和5年10月31日(火曜日) 19時30分~
場所:市民交流センター2階 視聴覚教室

座長選出

   本検討会の座長は、委員互選の結果、下津第一中学校 校長の北東 謙治 氏にお願いすることになりました。

令和5年度構成員(12名)

構成員
  下津第一中学校 下津小学校 下津第二中学校 加茂川小学校 大東小学校
保護者代表 中西 真也 尾崎 大士 西本 賢司 宮本 沙絵 西上 直子
校長 北東 謙治 高垣 和生 油谷 正之 福田 修武 芝田 裕宣
地域代表 島津 英継 谷上 昌賢

※敬称略

検討事項

(1)目指す学校像(案)の検討方法について

   下津第一中学校・下津第二中学校の校長が作成した素案について、地域の皆様及び保護者からWEB専用フォーム等による意見募集を行い、検討会にて調整を行うことに決定しました。

(2)学校名称の検討方法について

   下津町地域にてWEB専用フォームや応募用紙による公募を行い、応募をいただいた候補の中から検討を行うことに決定しました。

(3)生徒、教職員等交流事業、学校行事の検討方法について

   幹事会(教育長、下津第一中学校・下津第二中学校・加茂川小学校・大東小学校・下津小学校の校長)にて検討・調整後、実施事業の案を作成し、検討会に報告し、順次事業を実施することに決定しました。

(4)校舎等の施設整備について

   現在の下津第一中学校、下津第二中学校の生徒を対象にワークショップを行い、生徒の考え を聞くとともに、各中学校部会(各中学校区の校長・教頭、保護者会長・副会長、地域代表者)において意見聴取を行い、実現可能な内容を設計に反映することに決定しました。

(5)通学路について

   幹事会にて検討・調整後、作成した通学路の案を検討会に報告し、危険箇所等の課題について関係機関に要望することに決定しました。

第1回各中学校区統合推進検討会(部会)

   各中学校区で検討が必要な事項については、各小中学校の校長・教頭、保護者会の会長・副会長、各小学校区の地域代表者から構成する各中学校区統合推進検討会(部会)にて検討を行います。
この度、下記の事項について検討するため、第1回部会を実施しました。

実施日時等

第1回下津第一中学校区統合推進検討会
日時:令和5年11月20日(月曜日) 19時30分~
場所:下津小学校2階 図書室

第1回下津第二中学校区統合推進検討会
日時:令和5年11月15日(水曜日) 19時30分~
場所:下津行政局2階 第4研修室

検討内容

(1)校舎等の施設整備について
   海南下津高等学校の航空図等を見ながら、新中学校の施設整備について意見聴取を行いました。
   部活動ができる屋外運動場や、雨天時に駐輪場から濡れずに校舎に入れる動線の確保、来客用駐車場と生徒の動線が交錯しないようになどについて意見が出されました。

(2)通学路について
   大きな模造紙に印刷した通学路の素案を囲み、通学路の検討や危険箇所等についての意見を出し合いました。下津第一中学校区では、国道42号線をどこで渡るのか、下津第二中学校区では新中学校の南側の見通しの悪い交差点の安全などについて話し合われました。

 

ワークショップの実施について

   現在、中学校に通っている生徒の想いを新中学校の設計コンセプト等に反映するため、「新しい学校は、どんな学校にしたい?」をテーマに下津第一中学校、下津第二中学校の生徒21名でワークショップを行いました。
   ワークショップでは、まず「下津第一中学校、下津第二中学校はどんなところ?」について各中学校区の地域の特徴や、学校の特色、いいところ、改善したいところについての意見を出し合いました。次に「新中学校はどんな学校にしたい?」では、他の施設の先進事例を見て、新しい中学校を想像しながら夢や想いを話し合いました。

実施日時等

日時:令和5年11月29日(水曜日) 14時00分~
場所:下津行政局2階 第4研修室

主な意見

・シンボルツリーとしてみかんの木を植えてほしい。
・自習室がほしい。
・エレベーターをつけてほしい。
・体育館にクーラーをつけてほしい。
・黒板よりホワイトボードにしてほしい。
・廊下でも座って本が読めるようにしてほしい。
・窓に網戸がほしい。
・木のあたたかみを生かした学校にしてほしい。
・汚れの目立ちにくい色の校舎にしてほしい。
・本棚をカラフルにしてほしい。
・図書室の本を検索できる機械がほしい。
・図書スペースに1人用の机と、勉強の教え合いができる大きな机がほしい。
・雨天時に駐輪場から濡れずに校舎に入れるようにしてほしい。

第2回各中学校区統合推進検討会(部会)

   各中学校区で検討が必要な事項については、各小中学校の校長・教頭、保護者会の会長・副会長、各小学校区の地域代表者から構成する各中学校区統合推進検討会(部会)にて検討を行います。この度、下記の事項について検討するため、第2回部会を実施しました。

検討日時等

第2回下津第一中学校区統合推進検討会
日時:令和6年2月1日(木曜日) 19時30分~
場所:下津小学校2階 図書室

第2回下津第二中学校区統合推進検討会
日時:令和6年1月26日(金曜日) 19時30分~
場所:海南市民交流センター2階 視聴覚教室

検討内容

(1)目指す学校像について
   公募をしたご意見から、清掃活動を大切にすることや、品位・礼節を重んじ、切磋琢磨することを目指す内容として、下記のとおり「学びの場を整え、互いにみがき合う子ども」という言葉を追加し、全体会で最終の調整を行うことになりました。

目指す学校像(修正案)

(2)学校名称について
   公募結果から候補の選定を行った結果、下津第一中学校区では、「下津中学校」、「しもつ中学校」の2点、下津第二中学校区では、「下津中学校」、「下津橘中学校」、「ながみね中学校」の3点が選ばれました。

(3)通学路について
   統合時期が令和9年4月に延びたことから、令和5年度にいただいた意見を踏まえて、令和6年度の構成員で引き続き、通学路や危険箇所等の検討を行うことになりました。
 

第2回下津第一中学校・下津第二中学校統合推進検討会(全体会)

   各小中学校の校長、保護者会の会長、各中学校区の地域代表者から構成する下津第一中学校・下津第二中学校統合推進検討会にて下記の事項について検討するため、第2回全体会を実施しました。

検討日時等

第2回下津第一中学校・下津第二中学校統合推進検討会
日時:令和6年2月27日(火曜日) 19時30分~
場所:下津行政局2階 第4研修室

検討事項

(1)目指す学校像について
   構成員より下記の意見がありました。

   「絆」という言葉は、現在は前向きな意味で使われることが増えたが、語源を辿ると「自由を束縛する」といった意味がある。言葉の意味は、時代によって移り変わるものであるものの、そういった意味がある言葉を目指す学校像に含めるのはいかがか。

   この意見について、「絆」は、下津第一中学校・下津第二中学校の両校で大切にしてきた言葉であり、「絆を深める子ども」を「絆をつむぐ子ども」と改め、「絆」という言葉を前向きな意味として解釈しやすいように修正しました。
 

目指す学校像(再修正案)

(2)学校名称について
   各中学校区の第2回部会で選ばれた候補の中から最終の検討を行いました。
   構成員から下記の意見がありました。

   結果を見ると下津第一中学校区、下津第二中学校区のいずれでも「下津中学校」が挙がってきており、公募の結果を各中学校区に分けて見ても、「下津中学校」の名称が圧倒的に多く、両校の現在の名称にも含まれており、わかりやすく、理解を得られやすいことから「下津中学校」とするのがよいと思う。

   構成員に意見を求めたところ、同意を得られたことから、検討会の学校名称(案)は、「下津中学校」となりました。
   学校名称の決定までの流れは、検討会での検討内容を受けて、教育委員会議で協議し、市議会に議案として上程し、正式に決定となります。
 

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 総務課
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