橘本神社(みかん発祥の地、お菓子の神様)
創立年代は不明ですが、西暦1158年、白河法皇熊野行脚の折、法皇がこの社で通夜なされたという史実があります。当時からすでに荘厳な神社であり、熊野九十九王子の中の古社の一つであります。
みかん発祥の地
「記紀」によれば、第十一代垂仁天皇は、田道間守(たぢまもり)に命じて不老長寿の霊菓を求めて常世国(現在の中国)に渡り、十余年の辛苦の末、非時香菓(ときじくのかぐのこのみ)すなわち「橘」を持ち帰るが、天皇は既に崩御されていた。田道間守公は落胆悲涙し、その陵に橘を捧げて命絶えたとされています。その橘が日本で最初移植されたのが、「六本樹の丘」(橘本神社旧社地)です。橘は現在のみかんの原種で、改良され多くの人々に食べられる果物となっていることから、みかん発祥の地と言われています。
10月には例大祭・みかん祭りを盛大に行い、県内外の柑橘業者、果物業者が参拝され、渡御、獅子舞、投餅などを行っています。
お菓子の祖
所在地
橘本神社
住所 海南市下津町橘本125
電話 073-494-0083
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更新日:2021年03月01日