病害虫情報
海南市内でクビアカツヤカミキリの被害が確認されました
海南市内のうめ園地にて、クビアカツヤカミキリの被害が確認されました。他の場所でも被害が見つかる可能性がありますので、自宅周辺のさくらや園地のうめ、もも、すももで被害がないか、確認してください。なお、柑橘の木が被害を受けることはありません。和歌山県下では令和元年に発見後、本市以外に13市町で被害が確認されています。
発見の経緯
・10月21日 うめ生産者からJAに被害疑いの連絡がありました。
・10月22日 県とJAが現地確認、うめ1本で当害虫の被害を確認しました。
園地内の被害状況を調査、他に被害は確認されておりません。
今後の予定
・被害樹の伐採および適正処分を予定しています。
・被害確認地から半径1km圏内にあるさくら、うめ、もも、すももの全樹を対象に調査を予定していますので、ご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリ及びその被害の特徴
・成虫の体長は2cm〜4cmです。
・成虫は光沢のある黒色、前胸(クビ)は赤色です。
・幼虫がバラ科サクラ属(サクラ、モモ、スモモ、ウメ等)の樹木内部を食害し、枯死させます。
・幼虫は樹木内部の食害する際(3月〜10月頃)に大量のうどん状のフラス(木くずと糞の混ざったもの)を樹木の外に排出します。
詳しくは和歌山県のホームページにより確認してください。また、成虫、幼虫やフラスを見かけたら海草振興局農業水産振興課(073-441-3378)に連絡してください。ただし、成虫及び幼虫はその場で捕殺してください。(特定外来生物に指定されていますので、生きたままの移動は厳禁です。また、生きたまま放置すると被害が拡大する原因となります。)
- この記事に関するお問い合わせ先
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まちづくり部 産業振興課 農林水産班
郵便番号:642-8501
海南市南赤坂11番地
電話:073-483-8464
ファックス:073-483-8466
メール送信:sangyosinko@city.kainan.lg.jp
更新日:2024年10月24日