食品工場及び業務用厨房施設等における一酸化炭素中毒事故の防止について

更新日:2021年12月10日

食品工場及び業務用厨房施設等における一酸化炭素中毒事故の防止について

食品工場や業務用厨房で事故が起きています

近年、食品工場及び業務用厨房施設等において、都市ガス及び液化石油ガスの消費設備による一酸化炭素中毒事故が発生しています。

これらの事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なため、消費設備が不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生したものです。

都市ガス及び液化石油ガスの消費設備による一酸化炭素中毒事故を防止するために

食品工場及び業務用厨房施設等において、ひとたび一酸化炭素中毒が発生した場合、従業員のみならず建物内の多くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があることから、換気、点検、手入れ、業務用換気警報機器設置などを行うことが重要です。

このことを踏まえ食品工場及び業務用厨房施設等の関係者の方におかれましては、下記事項を徹底し、類似事故の発生を未然に防いでいただきますようお願いします。

  1. ガスの消費設備の使用中は、必ず換気を行ってください。
  2. ガスの消費設備の使用者及び管理者は、ガスの消費設備の使用開始時及び使用終了時に当該設備の異常の有無を点検してください。
  3. ガスの消費設備は1日に1回以上、ガスの消費設備の態様に応じ、当該設備の作動状況について点検してください。
  4. フィルターの定期的な清掃又は交換を行ってください。
  5. 万が一の不完全燃焼に備えて業務用換気警報器の設置を検討すること。

 

この記事に関するお問い合わせ先
消防本部予防課
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