平成25年度市政懇談会の開催結果

更新日:2021年03月01日

5月13日から6月13日までの間、市内17会場で市政懇談会を開催したところ1,351人の皆さんが来場され、139件のご意見・ご要望をいただきました。
市政懇談会は、今年度の予算概要や今後、市が取り組む主な事業について、広く市民の皆さんに知っていただくことで、開かれた身近な市政を目指すこと、また、皆さんのご意見・ご要望などをお聞きし、これらを市政に反映させるために開催しているものです。
皆さんからいただいたご意見の一部を紹介します。

平成25年度市政懇談会配布資料及び開催結果

当日会場で配布した資料、各会場別の参加者数は次のとおりです。

会場別参加人数
開催日程 開催場所 参加人数
5月13日 旧仁義小学校体育館 77人
5月16日 冷水集会所 52人
5月17日 大東小学校体育館 71人
5月20日 北野上公民館 89人
5月22日 日方公民館 71人
5月23日 旧大崎小学校体育館 84人
5月24日 内海公民館 72人
5月27日 大野公民館 58人
5月28日 旧加茂第二小学校体育館 58人
5月30日 市民交流センター 69人
5月31日 黒江防災コミュニティセンター 98人
6月6日 塩津コミュニティセンター 111人
6月7日 南野上公民館 61人
6月10日 亀川公民館 81人
6月11日 加茂川小学校体育館 86人
6月12日 住民センター 45人
6月13日 巽コミュニティセンター 168人

合計1351人の皆さんにご参加いただきました。

皆さま方からいただいたご意見の一部を紹介します。

防災

ご質問

災害時等要援護者登録制度実施についての市の考えはどうか。

回答

要援護者名簿の作成方式については、各自治体では手挙げ方式や情報活用方式など、様々な方法や考え方を元に行われていますが、今、国会で個人情報保護の観点も含め、要援護者の名簿の作成の考え方、方法について法律に明確にルールを定めるべく、審議が始まっています。現在、市が保有している要援護者該当者名簿について、緊急時には地域等へ提供できるよう、準備を整えておりますが、本市もこの法律の動向を見守る中で、進めてまいりたいと考えています。
なお、要援護者対策については、地域、特に隣近所による声かけや助け合いが大切になります。日頃のお付き合い、向こう三軒両隣を中心にまち、地域ぐるみの支援対策について、自治会、自主防災組織などを中心に取り組んでいただきたいと思います。

ご質問

津波浮上式防波堤はいざという時に大丈夫か。

回答

浮上式津波防波堤は、平成21年度から着工された事業で、すでに関電海南発電所、琴ノ浦リハビリテーションセンター付近の護岸は完成し、本年3月末に3本セットの1基の実証実験が終了したところです。
計画当初は、津波の予想高が5.9メートルということで工事が進められてきましたが、一昨年に起きた東日本大震災における規模が、予想を超えるものであったため、国土交通省に対し、これらと同程度の大きな地震でも対応できるものを考えていただけるようお願いし、協議をしているところです。
また、3月末に県から出されたシミュレーションで、津波高が最高8メートルと示されました。千年に一度の大地震、大津波が来た場合には、防波堤を乗り越してきます。そのため、県や国に対して、乗り越しても倒れない、少しでも時間を稼いで、市が想定している避難場所に逃げる時間を稼ぐことができる、津波防波堤の見直しなどを含めて検討していただくように、お願いしています。

市庁舎

ご質問

津波による被害のことを考えると市庁舎の移転を考えるべきだと思います。

回答

現在の市庁舎は、大変老朽化が進んでいます。また東日本大震災により、庁舎機能が麻痺すると、災害時の対策拠点としての初動体制や被災者の支援等に大きな支障が出ることが明らかとなりましたので、昨年度より庁舎建設の検討を開始しました。
現在、津波による浸水等の被害が少ない場所への移転を検討していますが、庁舎跡地については、まちの賑わいにつなげる活用を検討するとともに、市民の皆様方の市役所への利便性の確保という点から、支所機能も十分確保していかなければならないと考えています。
なお、市議会におきましても、特別委員会を作っていただき、色々議論していただいておりますし、今日いただいたご意見を含め、安全面、機能、コスト等、十分に踏まえ、慎重に検討し、防災・減災の拠点として、機能する新庁舎というものを目指して参りたいと考えています。

跡地活用

ご質問

第一中学校跡地を活用し、フットサル場などを備えたスポーツセンターを整備すると聞きました。

回答

仮称「西部スポーツセンター」という名称で、平成27年4月のオープンを目指し、フットサルコート、体育館、管理棟を兼ねた簡易宿泊施設、そして簡易宿泊施設の屋上は外階段付きの緊急避難ビルとして整備します。
なお、施設概要は、フットサルコートを3面、また、テニスコートとしても使えるように、コートのラインも入れ、テニスコート3面としても使えるように考えています。

道路関係

ご質問

国道42号線バイパスの現状と今後について

回答

JR冷水駅南から有田市へ抜ける海南有田道路は、延長9.4キロメートル片側一車線、両側で二車線となっています。現在、下、小南、梅田地区では、用地幅杭の打設を3月末でほぼ完了しています。小原、上地区では、予備設計が完了し、鰈川地区では先日、地元説明会を開催しました。
今後は、下、小南、梅田地区では、住民の皆さんの協力を得ながら、今年度は用地測量や家屋の物件調査、来年度からは用地交渉をしていく予定と聞いています。小原、上地区では、今年度地元の皆さんに集まっていただき、用地幅杭打設に関する説明会を開催すると聞いています。鰈川地区では今年度、用地の幅杭等を打っていく予定と聞いています。

有料ごみ袋

ご質問

有料ごみ袋導入後、ごみの量は減っているのか。
また、ごみ袋の値段は高いと思う。

回答

燃やせるごみは、前年度比で約16.1%の減、埋め立てごみは、39.5%の減、一方、資源ごみは、17.8%の増となっています。
この数字からもごみの量は確実に減少しており、市民の皆さんがごみの分別などに積極的にご協力頂いた事、またごみ減量に対する意識の高まりが数字に表れた結果であると考えています。
ごみ袋の値段については、袋の製造費及びごみの収集運搬にかかる費用の3分の1程度を負担いただいており、その収益は、収集運搬や資源集団回収などに使わせていただいています。

教育

ご質問

海南市でもいじめ問題はあるのか。また対処方法は。

回答

本市では、今、大津のような深刻ないじめの事態はありません。しかしながら子どもたちは、1日の3分の1の時間を学校で過ごすため、仲たがいをしたり、けんかをしたりすることもあり、放っておくと、今、報道されているようないじめに発展しかねないケースとなります。
学校では、日頃から、いじめにつながる問題が起こっていないか見抜くために、担任教師だけでなく、校長や教頭等、職員全員で子どもの行動を注視し、いじめを未然に防ぐ取り組みを実施しています。また、もしそのようなことを見つけた際は、見過ごすことなく迅速に子どもたちを指導するとともに、保護者を含めた学校全体で対応するよう努めています。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 シティプロモーション課
郵便番号:642-8501
海南市南赤坂11番地
電話:073-483-8408
ファックス:073-482-0099
​​​​​​​メール:cp@city.kainan.lg.jp