平成29年度市政懇談会の開催結果
5月10日から6月12日までの間、市内17会場で市政懇談会を開催したところ1,307人の皆さんが来場され、多くのご意見・ご要望をいただきました。
市政懇談会は、今年度の予算概要や今後、市が取り組む主な事業について、広く市民の皆さんに知っていただくことで開かれた身近な市政を目指すとともに、皆さんのご意見・ご要望などをお聞きし、これらを市政に反映させるために開催しているものです。
ここでは、皆さんからいただいたご意見のうち、主なものについてご紹介します。
平成29年度市政懇談会配布資料及び開催結果
当日会場で配布した資料、各会場別の参加者数は次のとおりです。
平成29年度市政懇談会資料(亀川地区を除く旧海南市地区) (PDFファイル: 2.1MB)
平成29年度市政懇談会資料(旧下津町地区) (PDFファイル: 2.2MB)
平成29年度市政懇談会資料(亀川地区) (PDFファイル: 2.2MB)
(仮称)市民交流施設整備基本計画(概要) (PDFファイル: 1.3MB)
開催日 | 時間 | 対象地区 | 会場 | 参加人数 |
---|---|---|---|---|
5月10日 | 19時30分~20時40分 | 内海 | 内海公民館 | 74人 |
5月11日 | 19時30分~20時10分 | 大崎 | 旧大崎小学校体育館 | 71人 |
5月12日 | 19時30分~20時10分 | 橘本、小松原、青枝、中、小南、梅田、下 | 加茂川小学校体育館 | 59人 |
5月15日 | 19時30分~20時10分 | 笠畑、興、上出、下出、松尾、土井原、百垣内、曽根田 | 旧仁義小学校体育館 | 55人 |
5月16日 | 19時30分~20時10分 | 南野上 | 南野上公民館 | 48人 |
5月18日 | 19時30分~20時30分 | 亀川 | 亀川公民館 | 99人 |
5月19日 | 19時30分~20時40分 | 冷水 | 冷水集会所 | 68人 |
5月22日 | 19時30分~20時35分 | 大窪、沓掛、 市坪 |
旧加茂第二小学校体育館 | 39人 |
5月25日 | 19時30分~20時20分 | 大東 | 大東小学校体育館 | 51人 |
5月26日 | 19時30分~20時30分 | 小畑、上、 小原、東、 新田、西、 鰈川 |
市民交流センター | 56人 |
5月29日 | 19時30分~20時45分 | 日方 | 日方公民館 | 93人 |
5月30日 | 19時30分~20時15分 | 巽 | 巽コミュニティセンター | 142人 |
6月1日 | 19時30分~21時 | 大野 | 大野公民館 | 62人 |
6月2日 | 19時30分~21時 | 黒江・船尾 | 黒江防災コミュニティセンター | 125人 |
6月8日 | 19時30分~20時30分 | 塩津 | 塩津コミュニティセンター | 127人 |
6月9日 | 19時30分~20時50分 | 中野上 | 住民センター | 61人 |
6月12日 | 19時30分~20時15分 | 北野上 | 北野上公民館 | 77人 |
合計1,307人の皆さんにご参加いただきました。
皆さまからいただいた主なご意見をご紹介します。
庁舎移転により利便性が低下しないように
回答
庁舎が移転することに伴い、市民の皆さまの利便性を損なわないよう、海南保健福祉センター内に日方支所を設置します。
日方支所では、住民票や戸籍、印鑑登録に関すること、市税の納付に関することなど、今まで市役所で受けられたサービスを引き続き利用できるように配慮していきたいと考えています。
また、新庁舎へのアクセスについては、コミュニティバスの増便や経路の変更を行うとともに、更に30分に1本程度、新庁舎と日方支所間を往復する連絡車両の運行を行いたいと考えています。
(仮称)市民交流施設の整備内容を説明してほしい
回答
(仮称)市民交流施設については、賑わいの創出を最大の目的として、図書館機能をはじめ、市民活動・生涯学習活動の支援機能や子育て支援機能、飲食スペース、広場といった各機能を有した施設整備を計画しています。
施設の中心となる図書館は、蔵書冊数を15万冊とし、絵本5万冊、児童書3万冊、一般書7万冊を開架する予定です。子どもから大人まで、誰もが気軽に立ち寄って、飲食しながら雑誌を読んだり、子どもたちが遊びながら絵本に触れたり、お母さん同士がおしゃべりできるような施設整備を予定しています。
また、老朽化が進む市民会館を解体撤去する予定ですが、本施設内には、会議室やギャラリスペースを設置するとともに、舞台、音響、照明などのホール機能を備え、客席は階段状に展開・収納できる可動客席を整備した、200名程度収容可能な多目的室を整備する予定としています。
また、施設は津波浸水区域内に整備することから、3階建ての建物を想定しており、津波の緊急避難場所としての役割を果たせるような施設整備を考えております。
防災公園整備事業の概要を説明してほしい
回答
近い将来、南海トラフ地震の発生が懸念されています。
大規模な災害が発生した場合には、迅速に復旧・復興を進めるために、自衛隊をはじめとする各防災関係機関の活動拠点が必要となります。このような「地域防災拠点」としての役割や、応急仮設住宅の建設などにも対応できるスペースを事前に確保し、大規模災害に備え、「安心・安全」のまちづくりを進めます。
さらに、平常時の公園利用については、遊具のある芝生広場やパークゴルフなどを検討しており、子どもから高齢者まで多くの市民の皆さんに喜んでいただける公園づくりを進めようとするものです。
計画地としては、海南東インターチェンジ東側に位置する中央公園内の大池の一部および内池を埋め立て、わんぱく公園を拡充し、新たに約5ヘクタールの公園用地を確保できるよう、調整を進めています。共に地域への説明の機会を設けたいと考えています。
空家対策に関して市の取り組みは
回答
適正な管理が行われていない空家が増加し、防災や環境などさまざまな面で、周辺に悪影響を及ぼしていることが大きな問題となっています。
現在、本市の空家対策は、1.予防 2.利活用 3.老朽危険空家の解体 と3つを軸に進めています。特に傷みがひどい空家については、早急な対応が必要であることから、所有者に対し、訪問や文書指導により、適切に対応するよう求めています。
また、利活用については、市外からの移住促進に繋がるよう、空家リフォーム工事補助事業の拡充など、強化を図っていきます。
河川増水時の浸水対策は
回答
室山団地への浸水対策としては、大坪川の流下能力を妨げていると考えられる堰の撤去に向けて、県により準備作業が進められています。また、昨年度から河道内の浚渫や、大坪川上流部の隅田橋から海南橋までのかさ上げ工事が実施され、本年度も引き続き護岸の改修、かさ上げ工事が行われる予定となっています。なお、市が管理する中川についても、かさ上げ工事などに取り組みます。
また、貴志川増水時の浸水対策については、少しでも流下断面を確保するという観点から、堆積する土砂の浚渫は非常に重要であると考えています。
過去にも、県により浚渫工事を行っていただいたことがありますが、改めて関係団体の皆さんとも協議させていただきながら、県の方に浚渫の要望をしていきたいと考えています。
- この記事に関するお問い合わせ先
-
総務部 シティプロモーション課
郵便番号:642-8501
海南市南赤坂11番地
電話:073-483-8408
ファックス:073-482-0099
メール:cp@city.kainan.lg.jp
更新日:2021年03月01日