女性の災害への備えについて

更新日:2023年03月22日

災害時には様々な問題が起こります。備えることで、災害やそれに関連することから受ける被害を小さくすることができます。ここでは、一般的な備えに加え、女性の皆さんに知ってほしいことをまとめて紹介します。

いざという時のお役立ちアイテム

●生理用品・においが漏れにくい袋

生理用品のほか、下着の汚れを防ぐおりものシートやデリケートゾーンの洗浄シートもあると便利です。使用後のごみ処理用に、においが漏れない袋も用意してきましょう。

●ボディシートやドライシャンプー

においや汚れが気になる時に水がなくても清潔を保てるボディシートやドライシャンプーが便利です。シートは専用のものでなくても、赤ちゃんのおしりふきでも代用できます。

●スキンケア用品

「災害時にスキンケア?」と思われるかもしれませんが、長引くと避難生活が日常になります。肌の乾燥が意外とストレスになることもあります。リップクリームやハンドクリームはいつもの荷物に、乳液などのスキンケア用品は、ローリングストックのリストに加えてみませんか。

●防寒用品

避難所では毛布が足りないケースも考えられます。体を冷やして体調を崩さないようアルミ製の保温シートや寝袋があると安心です。

 

災害時の防犯対策

普段と異なる環境となり、犯罪やトラブルが起こりやすい状況です。そういった犯罪の被害にあわないための対策を知っておくことが大切です。

 

■なるべく1人で行動しない

暗がりや死角をなるべく避けて、できるだけ他に避難している人と一緒に行動しましょう。トイレに行く時も複数人で行くよう気を付けましょう。

■服装は安全重視

服装は動きやすく安全を重視したもので、貴重品は持ち歩くようにしましょう。斜めがけのポシェット等があると便利です。

■知らない人からの声かけに注意する。

「自分の家はお風呂が使えるからどうぞ」などと親切を装って自宅に誘い、暴行を振るう等の事案も懸念されるため、知らない人からの声かけには十分注意しましょう。また、点検業者を装い自宅に侵入しようとする不審者もいるため、訪問があった場合は身分証明書を確認するなどしましょう。

■防犯ブザーを持ち歩こう

いざという時に周りの人に知らせることができるよう、防犯ブザーや笛など、音のでるものを持ち歩きましょう。

■相談窓口について

困った時は専門の機関に相談しましょう。ひとりでは気づかなかった解決方法が見つかるかもしれません。

DV相談ナビ #8008、性犯罪・性暴力被害相談 #8891 ※最寄りの相談窓口につながります。

避難所で暮らすことになったら・・・

●避難所運営には男女共にリーダーを配置しよう

様々なニーズの違いに対応できるよう男女共に運営にかかわりましょう。

●我慢しないで声をあげよう

着替えや洗濯物干しスペースの確保、生理用品の配布方法など、困ったことがあれば1人で抱え込まず、皆で話し合いましょう。避難所は生活の場です。みんなで意見やアイデアを出し合い、避難所運営を行いましょう。

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