車中泊避難について

更新日:2026年06月12日

災害時の車中泊避難には、プライバシーの確保や感染症予防といったメリットがある一方、身体への負担や情報収集の難しさなどのリスクが伴います。

車中泊で避難生活を送る場合は、以下の内容に注意しましょう。

車中泊避難のリスク

エコノミークラス症候群について

車などの狭い場所で、長時間同じ姿勢で足を動かさないと、血行不良が起こり、血液が固まりやすくなります。

その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。

 

【対策】
水分をこまめにとり、足首を回したり、車外へ出てストレッチをしたり、周辺を歩いたりしてください。

熱中症・低体温症について

車内は外気温の影響を強く受けます。

 

【対策】
・季節に応じ、サンシェード(日除け)、毛布、冷感グッズ、カイロなどを使用してください。

・可能であれば、日中は車外で過ごすなどして、体調管理に気をつけましょう。

トイレ問題について

災害時はトイレ環境の確保が重要ですが、近場にトイレがない、もしくは近場のトイレが使えない可能性もあります。

 

【対策】
・断水などにより、避難先でトイレが使えない場合に備え、携帯トイレを備蓄しておきましょう。

・避難所や公衆トイレなど使える可能性がある場所を事前に確認しておきましょう。

一酸化炭素中毒について

車内でエンジンをかけっぱなしにすると、排気ガスが車内に逆流する恐れがあります。

 

【対策】

・就寝時はできるだけエンジンを停止してください。
防寒着や毛布を用意するなど、エンジンに頼らず暖を取る方法を考えましょう。

・積雪時、やむを得ずエンジンをかけた状態で、長時間車内で過ごす場合は、排気口の閉塞に注意が必要です。
定期的な除雪や換気を心がけましょう。

自治体の支援が届きにくい

避難所に避難者として登録されていない場合、食料・水・物資を受け取れない場合があります。

また、市からのお知らせなどの情報を把握できない可能性もあります。

 

【対策】
・近くの避難所に、避難者名簿(車中泊用)を提出してください。

・公的な支援が必要ないときでも、できるだけ近くの避難所へ立ち寄り、市からの広報など情報収集を行うとともに、避難を継続中であることの報告などを行ってください。

車中泊で気をつけること

近くのお店やガソリンスタンドの場所を把握しておく

・災害時にはガソリンが不足し、補給困難になることがあります。いくつかのガソリンスタンドの場所を把握しておきましょう。

安全な場所に駐車する

・浸水や土砂災害のリスクが低い平坦な場所を選んで駐車してください。

・緊急車両の通行や避難所運営の妨げにならないよう、周囲の状況に配慮してください。

・車上荒らしなどの犯罪に遭わないよう、人気のない暗い場所での駐車は避けましょう。

この記事に関するお問い合わせ先
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