令和7年度重点地区(南野上地区)防災訓練を実施しました
11月9日(日曜日)、海南市では防災訓練を実施するとともに、南野上地区を重点地区とし、南野上小学校において訓練を実施しました。
訓練では、能登半島地震の事例を踏まえて、迅速な居住スペースの確保を目指し、避難所設営を実施し、非常持出品についてのグループワーク、新宮保健所 池田所長による「避難所での保健対策」についての講話、防災ブース体験を実施し、南海トラフ地震に備え、発災初動期における行動手順を学び、地域防災力の促進を図りました。
訓練の様子
避難所設営訓練
地域住民が主体となり、ワンタッチパーティションと折り畳み式簡易ベッド、簡易トイレ、トイレテントを組み立て、避難所の生活環境を整えました。
グループワーク
参加者が持参した非常持出袋の内容物を見せ合い、避難する際に必要なものについて話し合いました。
【避難所生活の条件】
●被災想定:南海トラフ地震が発生し、市内全域での大規模な被害により、避難生活は1週間~数か月
●施設状況:配管が損傷し、トイレ・水が使えない、携帯電話回線の途絶、停電
講話
新宮保健所 池田所長を講師に迎え、「避難所での保健対策について」をテーマに感染症の予防などについて講話いただきました。
避難所ブース体験
【簡易トイレの使用体験ブース】
【備蓄物資受取ブース】
【感染症予防対策ブース】
【模擬巡回診察ブース】
炊き出し訓練(いきいき南野上)
「いきいき南野上」の皆さんがカレーの炊き出し訓練を実施し、訓練参加者が試食しました。
講評
新宮保健所 池田所長による講評では、「迅速な避難所設営や定期的な訓練実施が重要」であり「地域住民を主体とした非常に良い訓練でした」等のお話がありました。
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更新日:2025年11月09日