下津第二中学校が「防災まちづくり大賞」を受賞しました!
総務省消防庁が主催する「第25回防災まちづくり大賞」で下津第二中学校が防災まちづくり大賞 消防庁長官賞を受賞しました。
防災まちづくり大賞 消防庁長官賞
受賞団体
海南市立下津第二中学校
受賞事例名
夢をかたり、汗をかき、絆をつむぐ
~心を一つにして地域の被災者を支援する~
下津第二中学校は東日本大震災を教訓とし、南海トラフ地震に備え、これまで約10 年にわたり、津波避難訓練や防災学習を積み重ね、生徒が自ら命を守るための知識と行動力を身につけることができるための取組を続けてきました。
また、令和元年度には、地域の避難所や在宅避難先における被災者の支援を行う災害ボランティア活動訓練を地元小学生、大学生(注釈1)、福祉系専門職(注釈2)、一般ボランティア等と一緒に実施するとともに、東日本大震災発生時に小・中学生だった学生を全国から招き、学生たちとともに学ぶグループワークや、災害関連死や在宅避難、復旧・復興を学習し、校内での防災教育に加え、地域や支援者との繋がりをつくるための取組を行いました。
注釈1
東北大、宇都宮大、名古屋大、神戸大、神戸大大学院、大阪府立大、関西大、関西学院大、大阪医専、兵庫県立大大学院、明石高専、立命館大大学院、京都建築大、和歌山大、和歌山県立医大、東京医療保健大、和歌山信愛大等 17大学等(計51名)
注釈2
福祉系専門職:県社会福祉士会、県介護福祉士会、県精神保健福祉士協会、県理学療法士協会、県作業療法士会、県介護支援専門員協会、県ホームヘルパー協会(計37名)
取組の様子
災害ボランティア活動訓練の様子(健康状態などの聞き取り)
災害ボランティア活動訓練の様子
中学生と大学生とのワークショップ
東北大学学生からのメッセージ
「防災まちづくり大賞」は、防災に関する優れた取組、工夫、アイデア等、防災・減災に関する幅広い視点からの効果的な取組を表彰し、広く全国に紹介することで、災害に強い安全なまちづくりのより一層推進を目的に実施されているものです。
詳細は、消防庁ホームページをご確認ください。
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更新日:2021年03月01日