自治会自主防災会・臨海企業連絡会が令和4年和歌山県知事表彰を受賞しました

更新日:2022年05月30日

    令和4年5月27日にアバローム紀の国において、自治会自主防災会・臨海企業連絡会が和歌山県知事表彰を受賞しました。

    同賞は、公共の福祉増進に功労のあった方、その他広く県民の模範となるべき方を表彰して、その功績をたたえることを目的として、和歌山県知事が表彰するものです。

構成組織

藤白南自治会自主防災会
船津浜自治会自主防災会
宮の浜自治会自主防災会
ENEOS和歌山石油精製株式会社

功績概要

    東日本大震災を教訓に、地域の自治会自主防災会と企業が防災力強化を目的として設立し、協働して備蓄物資の整備や訓練活動などに尽力しています。令和3年度には地域防災活動が継続できるよう、10年先を見据えた「地区防災画」を策定しました。
    知事表彰では、地域住民が安心して暮らせるまちづくりに多大な貢献をした功績が認められました。
 

主な取り組み

    東日本大震災を教訓に、内海地区の臨海地域において、津波発生時に藤白神社に避難する三自治会自主防災会(藤白南、船津浜、宮の浜)とENEOS和歌山石油精製株式会社が、津波避難場所における救急・救助活動、情報の収集・伝達活動等の強化を図ることを目的として当会を設立しました。
    藤白神社に防災倉庫を設置し、避難者の命を守るために必要な資機材や物資の備蓄を行うとともに、毎年、備蓄物資の内容の検討や見直しを行い、発電機等の資機材の点検や動作確認は毎月継続的に実施しています。
    また、海南市防災訓練に併せ、年1回、地域住民の津波避難訓練を行うとともに、夜間の地域住民の避難の重要性を鑑み、夜間訓練を平成30年度より実施しています。
    さらに、令和2年度の内閣府、和歌山県、海南市共同主催の「海南市地震・津波防災訓練」では、防災アドバイザーである京都大学防災研究所の牧紀男教授の指導の下、本市の地域を代表し、地域住民、企業、市が協働で、避難開始後から24時間を想定した津波避難場所における避難対応について検討を行うとともに、新型コロナウイルスの感染状況下を想定し、津波避難場所における体調不良者や要配慮者の避難についても協議を重ね、地震津波対応訓練を実施しました。
    また同時に、地域住民と企業が連携した地域防災活動が今後も継続できるよう、学識者や行政と協働で、10年先までを見据えた「地区防災計画」を令和3年5月に本市で初めて策定しました。

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