水害・土砂災害に伴う危険箇所の確認を!

更新日:2025年07月01日

  土砂災害の多くは、長雨や集中豪雨等が原因で、全国各地で被害が発生しており、平成26年8月には広島市で、令和3年7月には熱海市で大規模な土砂災害が発生しました。

  また、平成30年4月には大分県中津市で、令和2年2月には神奈川県逗子市で、大雨や地震などがないにもかかわらず土砂災害が発生しました。

  土砂災害に対しては、自分が住んでいる場所や地域の危険性を事前に認識し、土砂災害が発生する恐れがある場合は、早めに避難することが大切です。

水害・土砂災害ハザードマップで確認しましょう

  水害・土砂災害を対象に、河川の氾濫による洪水、大雨によるがけ崩れなどの災害から、市民の皆さんが迅速かつ安全に避難し、身を守っていただくことを目的として、市では「海南市水害・土砂災害ハザードマップ」を作成し、配布しています。
  自分の住んでいる場所が「浸水想定区域、土砂災害危険箇所・警戒区域」などに含まれるのか、ハザードマップで再度確認をお願いします。
  また、和歌山県のホームページ「わかやま土砂災害マップ」でも土砂災害警戒区域などが確認できます。

  和歌山県では、あらかじめ地点を登録すると、土砂災害の危険度が高くなった場合に、自動的にメールで状況をお知らせするシステムを運用しています。詳細については下記ファイルをご参照ください。

メールで土砂災害の危険度をお届けします(和歌山県作成)(PDFファイル:626.9KB)

3D(3次元)動画で確認できます

  和歌山県が、土砂災害の恐れのある「土砂災害警戒区域」と、さらに危険性の高い「土砂災害特別警戒区域」の指定場所を確認できる動画を製作しました。
  動画投稿サイト「ユーチューブ」で確認できます。ユーチューブチャンネル「和歌山県土砂災害啓発センター」で検索してください。

土砂災害警戒避難の好事例(国土交通省)

大規模盛土造成地マップ

 宅地を造成する際などに、谷や沢を埋めたもの又は傾斜面に沿って大規模に盛土がなされたものを「大規模盛土造成地」といいます。大規模盛土造成地では、大雨が発生した際には盛土が動いたり崩れたりすることで大きな被害が生じるおそれがあります。

 海南市では、市民の皆様に大規模盛土造成地が身近にあることを知っていただき、防災意識の向上につなげることを目的として、盛土造成地の位置と規模の把握及び大規模盛土造成地の抽出を行い、大規模盛土造成地マップを作成しています。

土砂災害の前兆現象を確認したら

   がけ崩れや土石流、地すべりなどの前兆現象を確認したら、身の安全を確保してから、建設課(電話:073-482-4111(代表) メール:kensetu@city.kainan.lg.jp)まで通報ください。

【土砂災害の主な前兆現象】
・がけや地面にひび割れができる。がけや斜面から水が湧き出る。
・井戸や川の水が濁る。湧水が止まる、濁る。
・小石がパラパラと落ちてくる。地鳴り、山鳴りがする。
・降雨が続くのに川の水位が下がる。
・樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞える。

この記事に関するお問い合わせ先
総務部 危機管理課
郵便番号:642-8501
海南市南赤坂11番地
電話:073-483-8406
ファックス:073-483-8483
メール送信:kikikanri@city.kainan.lg.jp