災害に備えた水道水の保存について

更新日:2025年01月20日

1.水道水保存の必要性

大規模な災害により断水が発生した場合、給水車により市民の皆様に水道水を提供することになりますが、給水拠点まで足を運んでいただくことや避難所への給水活動など、大変な労力と時間が必要となります。
そのため、各ご家庭で水道水を保存することは、日常の災害対策として有効な手段であり、緊急時の備えとして有効です。

2.水道水の保存方法

1.ペットボトルなど、蓋で密封が可能な容器を洗浄して使用し、容器内に空気が混入しないように口元いっぱいまで水道水を注いでください。

2.水道水の汚染防止のため、蓋の周囲は手で触れたり異物が触れないように注意してください。

3.水道水は塩素により消毒しているため、沸騰させた水や浄水器を通した水は使用せず、蛇口から直接容器に注いでください。

3.保存容量の目安

1人あたり必要な水分摂取量は2.5~3.0ℓ/日が目安となりますので、各ご家庭で3日間程度(72時間)の水道水の保存を推奨します。

4.保存期間

水道水を保存する場合は、光が直接当たらない涼しい場所に保管してください。特に冷蔵庫の中が保管に適しています。

保存期間は、常温で3日・冷蔵で7日が目安です。

保存期間を過ぎた水道水は、飲料水としては使用できませんが、洗濯や風呂等へ使用していただくことで、無駄なく活用することができます。
 

日頃からの備えをおねがいします
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