脳脊髄液減少症について

更新日:2021年03月01日

 脳脊髄液減少症とは、脳脊髄液が持続的ないし断続的に漏れ出すことによって、脳脊髄液が減少し、頭痛、首の痛み、めまい、耳鳴りなどさまざまな症状を引き起こす疾患をいい、漏出を引き出す原因の主なものとして、交通事故やスポーツによる外傷、転倒、転落などがあります。

 脳脊髄液減少症の確定診断は医師の診察のほか、脳の画像診断によって脳脊髄液の漏出を確認することが最も信頼性の高い診断方法であるとされていますが、いまだ病気に対する定まった考え方や診断方法が確立されておらず、このため平成19年から厚生労働省において脳脊髄液減少症の診断、治療の確立に関する研究を行っています。

 なお、脳脊髄液減少症の診療が可能な医療機関については、県のホームページをご覧ください。

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