和傘
海南市における和傘製造業のはじまりは、1690年頃(元禄年間)といわれています。明治時代後半から昭和20年代後期にかけてはその全盛時代で、内海・日方地区を中心に海南市の重要な地場産業として発展してきました。
しかし、昭和40年頃から産業構造の変革や生活様式の変化により、だんだんと需要が少なくなり、現在は全く製造されていません。
和傘
寸法
長さ76cm 直径115cm
解説
「本 名手」と墨書されている。
馬傘
寸法
直径66.5cm
解説
子供用の傘に用いられた。パルプを原料とした清姫紙が使われている。
小割機
寸法
横79.3cm 幅30.5cm 高さ8.5cm
解説
傘の骨となる部分を製造するための機械。竹を細く割る「小割り」という工程で使われる。
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更新日:2023年03月22日