衣食住
海南市歴史民俗資料館では、「100年ぐらい前のくらし」と「50年ぐらい前のくらし」に分けて、くらしの変化を再現したものを常設展示しています。
その中で展示されている資料を一部紹介します。
衣食住~衣~
洗濯板とたらい
寸法
洗濯板:長さ53.5cm 幅24cm
たらい:直径52.5cm 高さ22.5cm
解説
【100年ぐらい前のくらし】
洗濯するための道具。
たらいは嫁入り道具のひとつであり、洗濯の他に行水としても使われた。
手回し脱水機付き洗濯機
寸法
横52cm 高さ90cm 奥行42cm
解説
【50年ぐらい前のくらし】
昭和30年代
たらいによる手洗いに比べ、洗濯にかかる時間が大きく短縮され、体の負担も少なくなった。右側面にあるローラーに洗濯物をはさみ、ハンドルを回すことで、水を絞ることができる。
衣食住~食~
氷冷蔵庫
寸法
横75.5cm 高さ106cm 奥行60cm
解説
【100年ぐらい前のくらし】
大正~昭和初期
上の段に氷を入れて、その冷気で下の段の食料を冷やす。
冷蔵庫
寸法
横47.5cm 高さ80.5cm 奥行44.5cm
解説
【50年ぐらい前のくらし】
昭和30年代
コロムビア製の電気冷蔵庫。
かまどと羽釜
寸法
かまど:横37cm 高さ35.5cm
羽釜:直径35cm 高さ30cm
解説
【100年ぐらい前のくらし】
かまどは「へっつい」とも呼ばれる。
羽釜には胴中ほどに「つば」がついており、かまどの縁にかかるようになっている。
電気釜
寸法
直径28.3cm 高さ27cm
解説
【50年ぐらい前のくらし】
昭和30年代
東芝製の電気釜。スイッチをおすだけでご飯が炊けるようになった。
衣食住~住~
磁石式壁掛電話機
寸法
縦31cm 横25cm 奥行20cm
解説
【100年ぐらい前のくらし】
ハンドルを回して交換手へつなぎ、手動で電話相手につないでもらっていた。
黒電話
寸法
横22cm 高さ12.5cm 奥行22cm
解説
【50年ぐらい前のくらし】
ダイヤル式の電話機。電話相手の番号をダイヤルで回すことで、自動でつながるようになった。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2023年03月22日