ジェネリック医薬品・リフィル処方箋を使ってみませんか

更新日:2023年09月19日

ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは?

ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に製造される、新薬と同一の有効成分を同一量含み、同一の効能・効果を持つ医薬品のことです。

※新薬が効能追加を行っている場合など、異なる場合があります。

ジェネリック医薬品のポイント

新薬(先発医薬品)の研究開発には、長い年月と莫大な投資費用がかかっており、薬の値段にそのコストが反映されています。それに比べてジェネリック医薬品(後発医薬品)の場合、すでに有効性や安全性について新薬で確認されていることから、開発コストが少ないので、新薬よりも安価に製造できます。また、国の厳格な審査を受け、新薬と効き目や安全性が変わらないと認められてから販売されますのでご安心ください。

ジェネリック医薬品の効き目や安全性は大丈夫?

ジェネリック医薬品の開発にあたっては、様々な試験が行われており、それによって新薬と効き目や安全性が同等であることが証明されたものだけが、厚生労働省によって承認されます。効能や効果、用法、用量は基本的に変わりなく、製品によっては、新薬よりも飲みやすくなるように薬の大きさや味、においの改良や、湿気や光に弱いなどの品質面の改善による保存性の向上など、よりよく工夫されたものもあります。

ジェネリック医薬品Q&A

ジェネリック医薬品を処方してもらうには?

医師または薬剤師にご相談ください。直接伝えにくい場合は、写真のような「ジェネリック医薬品希望シール」を保険証・診察券・お薬手帳等に貼り、医療機関等の窓口に提示してください。

「ジェネリック医薬品希望シール」が必要な方は、保険年金課で配布していますのでご利用ください。

ジェネリックリーフレット
シールイメージ

ジェネリック医薬品の注意点

全ての薬にジェネリック医薬品があるわけではありません。また、ジェネリック医薬品に変えても自己負担額が新薬とほとんど変わらない場合もありますのでご注意ください。

医師からの変更制限がなければ、ジェネリック医薬品への切り替えが可能です。

ジェネリック医薬品に関するお知らせについて

年2回、ジェネリック医薬品を使用した場合、1か月の自己負担額が100円以上軽減される可能性がある方を対象にお知らせを送付しています。自己負担の軽減や医療保険財政の改善のため、ご使用を検討ください。

ジェネリック医薬品への切り替えを強制するものではありません。

リフィル処方箋とは?

リフィル処方箋とは、症状が安定している患者に対して、医師が可能と判断した場合、同じ薬を最大3回まで繰り返しもらうことができる処方箋です。

リフィル処方箋のポイント

リフィル処方箋を使用することにより、医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減できるメリットがあるほか、医療費の抑制も期待されています。

リフィル処方箋の発行に関しては、詳しくは医療機関へお尋ねください。

リフィル処方箋の注意点

・2回目、3回目に薬を受け取る際にも処方箋が必要となるため、処方箋は大切に保管してください。

・2回目以降の薬の受け取りは、調剤予定日の前後7日以内となっています。

・投薬量に限度が定められている医薬品や湿布薬はリフィル処方箋にできません。

・継続的な薬学的管理指導のため、同一保険薬局で調剤を受け取ることが推奨されています。

・薬剤師がリフィル処方箋による調剤を不適切と判断した場合には、調剤を行わず医療機関の受診を勧める場合があります。

この記事に関するお問い合わせ先

くらし部 保険年金課 保険給付班
電話:073-483-8404
ファックス:073-483-8449
メール送信:hoken@city.kainan.lg.jp