猫は適正に飼育しましょう

更新日:2024年05月13日

屋内で飼いましょう

   猫は外に出してあげないと可哀想と思う方も多いと思いますが、猫は室内でも問題なく飼育できる動物です。
   外に出る猫は、交通事故や感染症などの病気のリスクが高く、寿命は室内飼育の猫の半分くらいとも言われています。
   また、公共の場所での糞尿などのご近所トラブルも回避できます。

【室内飼育のメリット】
・交通事故の防止になる。
・糞尿や鳴き声などのご近所トラブルが回避できる。
・ケガや感染症(猫エイズ、猫白血病など)の予防ができ長生きできる。
・行方不明になる心配がなくなる。
・不幸な猫(野良猫)が少なくなる。

不妊去勢手術をしましょう

   手術をするのは可哀想といった意見もありますが、繁殖を望まないのであれば避妊去勢手術をおすすめします。
   不妊去勢手術は、猫が大人になる生後6カ月くらいまでに行うと、オスやメスとしての行動を起こさず、室内飼育に適した猫になってくれます。

【不妊去勢手術によるメリット】
・不必要な繁殖を制限できる。
・オスはマーキング(非常に臭い尿を吹きかける行為)しなくなる。
・メスの発情期特有の大きな鳴き声がなくなる。
・性的欲求に対する不満やストレスが減り、性格が穏やかになる。
・生殖器系の病気(子宮頸がんや前立腺の病気など)の予防ができる。

首輪や迷子札、マイクロチップを装着しましょう

   外に出さないから装着しない方もおられますが、ちょっとした不注意で逃げ出すこともあります。
   屋内から逃げ出しても見つけ出せる可能性が高くなりますので、首輪や迷子札などを装着し、飼い主の名前と連絡先が分かるようにしておきましょう。

   災害時にも有効です。

   首輪や迷子札は取れてしまう可能性がありますが、マイクロチップを装着していれば取れる心配はありません。

ワクチンを接種しましょう

   猫の感染症は予防接種で防ぐことができます。
   屋外にいる猫は様々な病原体を持っており、それらの猫との喧嘩や糞尿、唾液などを介して感染する可能性があります。
   室内飼育でも、猫風邪のウイルスを飼い主が持ち帰ることがあります。

災害に備えましょう

   災害が起こった時の猫の安全確保のために、日頃から水やエサ等の備蓄のほか、ケージを準備しておきましょう。
   また、予め避難する場所を決めておきましょう。

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