大雨による水害や土砂災害に備えましょう
雨が長く降っているときや、強い雨の時間が長いときは、河川の洪水や土砂災害が発生しやすくなります。
日頃から積極的に気象情報の収集を行うなど、水害に備えましょう。
自宅の災害リスクを確認する
ハザードマップで自宅の危険性を確認し、自宅が危険な場所にある場合は、家族や近所の人と避難するタイミングや安全な避難場所について話し合いましょう。
安全な場所にいる場合は、避難場所に行く必要はありませんし、避難が必要な方は、安全が確保できる「親戚や知人宅等への避難」も検討しましょう。
避難情報(「高齢者等避難」「避難指示」「緊急安全確保」)について
家の周りの備えをする
側溝や排水溝、雨どいの掃除をし、水はけを良くしておきましょう。
土砂災害に備える
雨が長期間降り続く場合は、「土砂災害警戒情報」に注意しましょう。
土砂災害警戒情報は、大雨で土砂災害発生のおそれが高くなった場合、県と和歌山地方気象台が共同で発表する重要な情報です。
また、土砂災害警戒情報が発表されていなくても、次のような場合は、危険な場所にいる人は、直ちに隣近所の人と一緒に安全な場所に避難しましょう。
【土砂災害の主な前兆現象】
・がけや地面にひび割れができる。がけや斜面から水が湧き出る。
・井戸や川の水が濁る。湧水が止まる、濁る。
・小石がパラパラと落ちてくる。地鳴り、山鳴りがする。
・降雨が続くのに川の水位が下がる。
・樹木が傾く、立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞える。
※大雨や台風接近時以外で、ひび割れや湧水などを確認したら、身の安全を確保してから、砂防に関する窓口(和歌山県砂防課)までご連絡ください。
●砂防に関する相談窓口http://www.pref.wakayama.lg.jp/faq/category/faq_ajjcatg_000044.html
市が提供する「フォトレポかいなん」でも、スマートフォンから手軽に連絡いただけます。
内閣府ホームページ(土砂災害に備える:土砂災害の種類と前兆現象等)
「フォトレポかいなん」の運用は終了しました(令和7年3月31日終了)
非常用持出品の確認をする
飲料水や食料、懐中電灯、持病の薬、衛生用品、タオル、体温計などの準備をしましょう。
特に、乳幼児や高齢者がいる方は、必要なものを確保しましょう。
豪雨時はアンダーパスの通行を控える
アンダーパスとは、交差する鉄道や道路などの下を通過するため、周辺の地面より低くなっている道路のことです。
集中豪雨(ゲリラ豪雨)時には、アンダーパスが冠水する恐れがありますので、通行は控えましょう。
感染症の対策をする
ワクチン接種後も感染する恐れがあります。市指定避難場所では、引き続きマスク着用等の感染症対策が必要です。
ペットの避難を考える
大切な家族であるペットのため、キャリーバッグやペットシーツなどの準備をしておきましょう。
ペットを飼っている皆さまへ-災害時のペットとの同行避難について-
熱中症に備える
市指定避難場所では、感染症予防のため換気を行います。こまめな水分補給をするほか、体温調整ができる服装を準備しましょう。
保険・共済の活用
住宅が被災した場合、住宅を再建するには公的支援だけでは限界があります。
自然災害による損害を補償する保険・共済を活用し備えることが重要です。
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更新日:2022年08月17日