看護師
心と身体のサポーター
コミュニケーション大切にする
自分なりの責任感
看護師
Interview
インタビュー
経歴
学生時代
紀美野町出身。地元の高校で理系コースを選択し、勉学に励む傍らテニス部で精力的に活動。
フリーター時代
調理師免許を取得し、飲食店のキッチンで腕を振るう日々。そろそろ就職を…と考え始める。
民間企業時代
医療器具メーカーに就職し、営業を担当。医療の現場で看護師の仕事に興味を持つ。
看護専門学校時代
医療器具メーカーを退職し、地元の看護専門学校に入学。国家試験に合格し、晴れて看護師の道へ。
海南医療センター1年目~現在
小児科や整形外科が入る病棟で、患者の清潔ケアや採血などを担当。
フリーター看護師になる

高校時代、行きたい理工学系の大学があったのですが受験に失敗し、とりあえず働きながらやりたいことを見つけようと思って、卒業後はしばらく飲食店でアルバイトをしていました。

その後、飲食店を転々としつつ「そろそろちゃんと就職せなあかんなぁ…」と考えるようになり、たまたま求人を見つけた医療器具のメーカーで営業を担当しました。

30歳を目前に、手に職をつけて生涯続けられる仕事に就きたいと考えるようになり、親族に看護師がいたこともあって、漠然と看護師を目指すようになったんです。

それまであまり何も考えずふわーっと生きてきたのですが、一度決めたら意志は固く、看護専門学校入学後は無事国家試験に合格し、晴れて看護師人生のスタートを切ることができました。

患者さんの小さな異変に気づける看護師でありたい

子どもと接するのが好きなので、就職先の病院は小児科がある総合病院を志望していました。

となると、この辺りでは限られていて、当院を志望し採用されました。

私が配属された病棟は、整形外科や小児科など、複数の科が入る混合病棟で、今は高齢の患者さんの検温や清潔ケア(入浴介助・おむつ交換など)、採血などを担当しています。

そういった業務を正確に行うことは当然大切なのですが、私は特に、患者さんやその家族さんとのコミュニケーションを大切にしています。

何気ない会話から、診察ではわからない、患者さんの心と身体の状態がわかることもあるんです。

ある患者さんから「孫を見てるみたいやわ。いい意味であんたは看護師っぽくないなぁ」と言われたことがあります。

「壁がなくて接しやすい」という褒め言葉だと受け止めているのですが…(笑)。

とにかく、人の命にかかわる現場なので、集中力をもって、患者さんの小さな異変を見落とさずにいたい、という気持ちは常に持っていますね。

患者さんにとって心強いサポーターでありたい

看護師の仕事は確認作業がとにかく重要です。

薬剤があっているか、器具が適切に準備されているか、必ず2人以上の看護師で確認し、最終的に医師も確認します。

そんな現場だからこそ、チームワークが重要なんです。

今いる病棟は、教育体制がしっかりしていて、職場の風通しもよく相談しやすいので、とても働きやすいです。

正直なところ、自分自身の昇任は考えていません。

ただ、失敗の許されない緊張感のある現場で、いつ何時何を任されても良いように、知識と技術のスキルアップは積極的にしたいと思っています。

また、看護師は患者さんの心と身体をサポートする仕事でもあります。

患者さんが、リハビリで生活動作(入浴や排せつ、着替えなど)ができるようになったり、明るい気持ちになったりするのを見て一緒に喜べるのは、やっぱり嬉しいことです。

これからも、目の前の患者さんに真摯に向き合い、彼らにとって心強いサポーターになれる看護師でありたいですね。

ちょっと雑談
趣味はある?
調理師免許を持っていることもあって、時間があるときはお菓子作りをしています。この前も、チーズケーキを作って病棟の同僚に食べてもらいました。割と好評なんですよ(笑)。
何をしてリフレッシュしている?
病棟の看護師何人かで月に1回テニスをしています。みんな年齢が近いので、仲がいいんです。
自分のことをどんな性格だと思う?
仕事中はかなり、かなり慎重です。やはり命にかかわる仕事なので。普段の生活は全く正反対なんですけどね…(笑)。
自分らしく、働くしごと、
海南市で見つけてみませんか?