患者さんの小さな異変に気づける看護師でありたい
子どもと接するのが好きなので、就職先の病院は小児科がある総合病院を志望していました。
となると、この辺りでは限られていて、当院を志望し採用されました。
私が配属された病棟は、整形外科や小児科など、複数の科が入る混合病棟で、今は高齢の患者さんの検温や清潔ケア(入浴介助・おむつ交換など)、採血などを担当しています。
そういった業務を正確に行うことは当然大切なのですが、私は特に、患者さんやその家族さんとのコミュニケーションを大切にしています。
何気ない会話から、診察ではわからない、患者さんの心と身体の状態がわかることもあるんです。
ある患者さんから「孫を見てるみたいやわ。いい意味であんたは看護師っぽくないなぁ」と言われたことがあります。
「壁がなくて接しやすい」という褒め言葉だと受け止めているのですが…(笑)。
とにかく、人の命にかかわる現場なので、集中力をもって、患者さんの小さな異変を見落とさずにいたい、という気持ちは常に持っていますね。